fc2ブログ
味な宿みゆきの杜

プロフィール

miyukinoaji

Author:miyukinoaji
北信州の大地で育まれた美味しい食材をふんだんにつかって心を込めてお作りしています。

最新記事

最新コメント

味な宿★みゆきの杜
極上新米提供中ですよ~
みゆきの杜YHが提供しているお米は、村内内山地区にある竹内農園さんの極上のコシヒカリ。

しかもその大粒な完熟クロップだけを集めた「でかまる」。

でか丸とは?


====

竹内農園
butarogo.gif

2009年開催の第11回食味コンクールにおいて特別優秀賞受賞に続き、
2012年開催の第14回コンクール、翌年の第15回コンクールにおいて2年連続で最優秀賞である

金賞

を受賞されました。*2012年大会の模様


同年の食味試験において、出品総数4000点近い中からの決戦大会の官能検査を経てみごとに最優秀となる金賞を獲得されました。

これは、世間一般では最上級米とされる、特上の魚沼産コシヒカリでさえ、ここ数年記録したことすらない、きわめて高いレベルなのです。 

このコンクールで入賞した米には米食味鑑定士協会から
kenjyou_main1.jpg
きわみけんじょう

を名乗ることが許されます。
竹内農園では、あえてこの名称は使わず、普通に10kg4000円という破格値(?)で販売していますが、ネットを漁っていますと、5kgで4000円、5000円は当たり前のようです。

参考資料

高級米を説明するのに「魚沼産同等」という表現がよく使われましたが、それはもう過去のものといえます。
なぜなら、新潟県全域で栽培されるコシヒカリは、実は純血コシヒカリではなく、コシヒカリBLと呼ばれる、遺伝子的には別の品種だからです。

米の味の全てを食味数値だけで計ることはできませんが、しかし実際食べてみると木島平竹内農園産コシヒカリは、本当に美味しことがわかります。

で、ちょっとそのワケを竹内さんに尋ねてみました。

======

①50%減農薬
米どころ新潟県よりもさらに厳しい基準が定められた長野県基準の50%減農薬栽培

②魚カス肥料による食味のアップ
先代からの「秘伝」ともいえるこの肥料には旨み成分の「アミノ酸」が豊富。まさに米のかくし味

③昼夜の温度差が激しい中山間地に広がる棚田
水源は内山地区の名水。温度管理をしつつ、水は毎日入れ替えするので水環境が抜群。(まるで源泉掛け流し!)
昼夜の温度差がさらに米の旨みを増す。

④稲刈りまでしっかり「立たせたまま」にこだわる
絶妙の肥料調整により、収穫前に稲が倒れることを限りなくゼロに抑える。⇒最後まで稲を生かすことで、米の旨さが損なわれない

⑤通常の間隔よりも広げて植えることで、日光を浴びる量をUP
収量は減るが、高い品質を保てる



====
◎お米の食味とは◎
食味値近赤外線分析機で、「アミロース」「タンパク質」「水分」「脂肪酸度(玄米)」の4つの成分を測定し、食味方程式により食味値を出します。

味値は、100点満点で表し、数値が高いほど美味しいお米になります。
最近の良食味品種の増加や美味しい米作りの努力により、日本産では、60~65点が標準になっています。70~80%の人が美味しいと認めるのは、70点以上、コシヒカリレベルは概ね75点以上と云われています。

====


竹内農園の作業場
RIMG0041_20091009160725.jpg

RIMG0048_20091009160906.jpg


内山地区の一番上に位置する棚田地帯がこのお米の生まれ故郷
RIMG0045_20091009160826.jpg

竹内農園は若い夫婦兄弟が支えています。

ヒゲマスターこと、竹内昭芳サン(兄)
RIMG0067_20091015164828.jpg
こどもが4人もいます。あ。家族そろって鉄道ファンというのもワタクシにとっては見逃せません。

野生児こと、竹内芳次郎サン(弟)
RIMG0042_20091009160744.jpg
明日の日本の農業を担う若き農業従事者たちです。

芳次郎さんは一昨年、パプリカ栽培技術において農林水産省経営局長賞を受賞。
さらに昨春にNHKの「青春リアル」に登場しました。

その一方で、兄弟そろって冬は木島平スキー学校でインストラクターとして活躍。
芳次郎サンのスキーの腕前は村内随一でして、昨年度全日本技術選手権甲信越大会に出場し、2009年大会では70位前半と健闘しました。

と、ちょっと横道にそれてしまいましたが、本題に戻りましょう。

そのお米を美味しく食べる秘訣はなんといっても

電子ジャーではなく、厚底の土鍋を使ってのガス炊き、そして水です。
当宿の水道水は高社山の伏流水。カルキ臭ゼロの非常に美味しい水道水です。米が旨く炊けないわけがありません。

ハジメチョロチョロナカパッパ

の教えに基づき、炊飯します。

①まず米を十分にとぎ、十分に浸します。あまり強く混ぜないことが肝要です。
②米と、コメと同量+α相当量の冷水を鍋に入れます。
③強火にかけ、沸騰したら弱火にして17分。
⑤火を止め5-10分蒸らします。

これでビックリするような美味しいご飯が出来上がります。
CSC_1926.jpg

これまで使っていた普通の「長野コシヒカリ」も十分美味しいと思っていましたが、それとは比べ物になりません。

たかが米、されど米。

うまい米の里・木島平

その木島平の米の中でも最上級にランキングされた竹内農園の米。
middle_1209998455.jpg


ちょっと米に対する考え方が変わりました。本当に美味しいんです。見た目と味は。。。

=====

①米とぎの段階から表面がピカピカしている

②精米具合が秀逸なのか、とぎ汁が普通のお米に比べて早く濁りがなくなる

③炊き上がりのツヤが違う

④米粒ひとつひとつがとても大きい

⑤弾力、粘り、甘みに富んでいる

⑥冷めても旨い。オニギリが最高に美味しい!


=====


長くなりましたが、論より証拠、百聞は一見(一食?)にしかず.
日本一旨い米をどうぞ思う存分お召し上がり下さい。
スポンサーサイト




コメント

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する