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味な宿みゆきの杜

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Author:miyukinoaji
北信州の大地で育まれた美味しい食材をふんだんにつかって心を込めてお作りしています。

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味な宿★みゆきの杜
東予からしまなみ海道へ
東予から大島亀老山展望公園

定刻通り、本船はまだ夜が明けない東予港に到着した。
特段観光地でもない、市街地郊外の殺風景な岸壁に次々とクルマやバイクが吐き出されていく。
しまなみ海道ツーリングか、松山道後温泉にでも向かうのだろう。
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【あしどり】




下船後、まず朝食を調達しにローソンへはいる。

今や町の商店に地域色などは残っておらず、どこに行っても中堅都市以上は判で押したような同じ風景が続き、旅のワクワク感がそがれてしまう。
しかしながら、もはやコンビニはその最たる存在でもあり、日常には不可欠なあたりまえの景色なのは言うまでもない。

食料を調達したのち、北西に進路をとり、さっそく西瀬戸自動車道、しまなみ海道へと分け入る。
過去2回は原付、そして自転車で全線を通過した。

いずれも専用道路が併設されていて、橋上での立ち止まりは自由である。 しかし、自動車専用道路ゆえに、もし止まって見物したいのならば、ところどころに設けられているPAまたは、都度ICから一般道に降りる必要がある。

第一、第二来島海峡大橋を渡る。
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丁度日の出の時間帯で、車を止めて写真を撮りたくなる衝動に駆られるが、もちろんそれはNG。

さっそく一つ目の島である大島で降りて亀老山展望公園を目指す。
過去二回、ここを訪れたことはなく初めての訪問だったが、予想通りの絶景に息をのんだ。

連休初日だが、朝早い時間帯とあってほとんど誰にも会うことなく、わたしたちは絶景を独り占めした。

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最新鋭オレンジフェリー 
オレンジフェリーとは


瀬戸内には九州行きを中心として夜行フェリーネットワークが張り巡らされているが、四国行きの夜行便は、オレンジフェリー1社のみが運航している。 
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私が大学を卒業して入社した海運会社では、入社から半年で、ウッドチップ運搬船のひとつ、「中越丸」の運行責任者を任された。

その船主は、四国波方に本社をおく、瀬野汽船という会社だった。
このオレンジフェリーは、その瀬野汽船の子会社であり、役員の中にはサラリーマン時代に面会したことのある人も名を連ねている
何かと縁を感じるフェリー会社でもあるのだ。
いわゆる同族会社で、いまなお役員は瀬野姓が大半を占めている。

この日の就航船「おれんじえひめ」は、動く海上ホテルをコンセプトに掲げ、2018年に就航した豪華フェリーである。
総トン数14000トン、全長199.9mのサイズは、新日本海フェリーに代表される長距離北海道航路の船型に匹敵し、瀬戸内海を航行する定期長距離フェリーでは最大となる。

乗船し、まずは客室へ向かう。
国内長距離フェリーとしては初めての試みとなるオール個室化を果たしたフェリーであり、まるでこのコロナ禍を予見したかのようなつくりである。

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豪華絢爛な吹き抜けや長大な絵画など、かつての太平洋フェリーを彷彿とさせる。
その本家・太平洋フェリーは、新造船「きたかみ」を契機にの質素路線に舵を切ったことは記憶に新しい。

やはり長距離フェリーには一定のワクワク感が必要なのである。
その点、あえて豪華路線を維持した、このオレンジえひめシリーズは評価されるべき点である。
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食事に出かける

荷物を置いたら、まずはレストランに向かった。
オール個室化のあおりなのだろうか。定員に比べて座席数の少ないレストランゆえにずいぶんと待たされる。

新日本海フェリーなどのシステムとは異なり、オーダーを受けてから調製するという同社の従来からのポリシーが踏襲されており、丸亀製麺のような、流れでの料理受け取りができないのは、やはり繁忙日にはつらいものがある。

私は最近のブームにのっとり、てんぷらそば、母ちゃんは鯛めし、春花はカツカレー、ゆずかはカレー。

受け取った、地域共通クーポン5000円分のうち、4000円分をここで使った。
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ゆずかにもカツカレーを注文させて、カツのおすそ分けを期待したのだが、ゆずかはそれをかたくなに拒否。
普通の感覚では、なかなか理解しがたいのだが、カツの「衣カス」がご飯に付着することを嫌ってのことであり、いかにもゆずからしい。
長時間ドライブ後の疲れか、ご機嫌斜めなのはいつもの「ルーティーン」なので仕方がなかった。
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蛇足だが、スーツを着用した男性レストランスタッフ。ボタンを二つとも止めるのはやめたほうがイイ。
マナーを知らない就活男子大学生みたいで、みっともないこと極まりない。(^^)

船内に「乗船の感想やレビューをお願いします」との投稿用QRコードが掲示してあったので、豪華なフェリーに関する称賛の言葉と合わせ、彼らの間違ったスーツマナーを指摘させていただいた。

投稿か2日後、「中村さまのご指摘の通りでございます。改善します。」と返事があった。

差出人の苗字はやはり瀬野さんだった。




遠ざかる大阪

食事を終えて、遊歩甲板へ出てみた。
東予までの比較的近距離を8時間かけて航行する船ゆえに、航海速力は他航路に比べて18~19ノット(時速35km)と遅い。
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遠ざかる大阪湾の夜景、そして23:30頃に明石海峡大橋通過を見届けた。
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暖かな一日だったとはいえ、やはり11月の海風は少し冷たかった。



飯山から大阪へ
飯山から大阪南港

子供たちの学校終了後、即出発できるよう、あらかじめ荷物は車に積み込んでおいた。
飯山からイキナリ高速道路をひた走り、大阪を目指す。

長距離ドライブはとにかく眠気との戦いとなる。
若いころは一日で1000kmを超える長距離運転をも苦にしなかった。姫路から藤岡までの670kmを無休憩運転した経験もある。千葉から福山までオール一般道徹夜ドライブしたのは20台半ばころ。

が、最近はそうもいかない。

眠くなることを想定し、メガシャキを3本用意し、22時の出航に間に合うよう、万難を排し大阪を目指した。

可能な限り休憩を減らして、かつ法定速度+αのハイスピード走行をこころがける。
いつもは90km以上は出さない私だが、この日は違った。


結果、途中、みどり湖PAで一回、一宮から名二環~東名阪道に入り御在所SAで1回の2回の休憩で、最終目的地大阪南港にたどり着いた。
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【あしどり】
13:00 飯山 == 上信越、中央、名神道 東名阪 == 
19:30  大阪南港フェリーターミナル 到着 





大阪南港にて

南港フェリーターミナルはすでに多くの旅行者でごった返していた。
19:50発門司行き名門大洋フェリーの乗客と思しき列は、出航20分前というのに長蛇の列が引き切らない。
夜行フェリーゆえにGOTOキャンペーンの割引価格が適用され、通常の手続き以外にも検温や、割引を受けるために事前登録を求められる第三者機関(STAY NAVI等)の認証バウチャーの提出が必要となる。

窓口には通常の発券カウンターとは別に特設エリアが設けられていて社員が疲れ果てた様子で対応に当たっていた。
なんとも気の毒な話ではある。
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事前のメールでは乗船開始は19:30からとアナウンスされていたものの、待てど暮らせど車の積み込みが始まらない。
新潟や小樽などと比べ、荷捌き場は狭く、トラックやトレーラの仮置きスペースも限られる。

積み込み計画通りに整然と積み込んでいかなくてはならないが、週末とあってその段取りに手間取っているらしい。
結局、わがハイエースが船倉に収まったのは出航40分前の21:20のことだった。
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TDR 2022 その4
せっかくの絶景を目前にした部屋である。
カーテンは開け放ったまま皆眠りについてしまった。

5時過ぎに目を覚まし、外に目をやると相変わらずの東京の摩天楼が広がる。

6時過ぎに前日買い込んでいたコンビニの朝食をほおばる。
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この上ない贅沢とはこのことである。


8時過ぎにホテルを後にし、モノレール、JRを経て新橋へ移動。
銀座の街を歩くことにした。
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とはいえ、土曜日の朝の銀座は人だかりはなく、電照のともったままの高級ブランド店の店の灯りだけが煌々と輝いている。
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もちろん飲食店なども空いておらず、とりあえず事前に調べておいた銀座SIXとやらの屋上庭園に向かった。


銀座の中の緑のオアシスと云った感じで、至って人工的な植え込みと植栽が近代的なビルの屋上に広がっている。
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銀座を後にして、西方向へ歩く。
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日比谷公園、内堀通りを経て東京駅丸の内口前の通りにやってきた。

土曜日朝とあって、ジョギングの人たちでにぎわっている。

春花が聞く。

「この人たちはどこからやってくるの?」

なるほどごもっとな質問である。

「きっと電車で東京駅までやってきて、どこかで着替えて走っているんだよ」

などと適当に答えておいたが、実際のところは聞いてみなければわからない。


きらびやかな都会と、緑の公園。
確かにこの両極端が同居する東京に魅力を感じる人は多いわけで、それゆえに東京への人口の一極集中が続くのだろうと思う。
都心に居を構え、時々リアルな自然を求めて信州へ旅に出る。そんな人がきっとウチのような田舎にやってくるのだろうと、改めて確認した。
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東京駅で自由通路を経て八重洲側に移動。
キャラクターショップが軒を連ねる地下街で30分ほど自由時間を確保し、次に向かったのはアメ横。
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前回果たせなかったチョコレートのたたき売りを体験するのが目的だった。
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昔に比べれば量は減ったが、袋に詰め込まれた商品をもしコンビニで買い求めたとしたら、決して1000円ではすまない。
お菓子に限らず、海産物も相変わらず安く、塩鮭等、できれば買って帰りたいものが次から次に目に入る。

東京は決して高くはないのかなとも思う。

アメ横の後は浅草に向かう。
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時間は11時過ぎだが、早めに昼食を求めてもんじゃ焼き屋に入る。

私以外はみなもんじゃは初体験である。
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もんじゃ
やきそば
お好み焼き2種

を注文したら予想以上に時間がかかってしまい、店を出たのは1時間以上も後のことだった。

足早に仲見世入り口の露店で人形焼きを買い求め、
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水上バスに乗って竹芝桟橋を目指す。

13:10発のバスは満員の表示が出ていたが、係員の女性の特別な計らいにより4人分のチケットを発行してくれた。
いったいどういう仕組みでそんなことが出来てしまうのか、理解に苦しんだが、乗せてくれるといのなら断る理由はない。係員の指示通り、有難く満員の行列に先んじて乗船を果たすことができた。
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松本零士がデザインしたという船は近未来的で、隅田川を時速15kほどの速度で下る。
橋梁とのクリアランスの関係で、しばらくは室内から展望を眺めるだけだったが、竹芝到着20分ほど前になり、屋上デッキが開放された。
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レインボーブリッジを遠望する東京湾の風景が実に素晴らしかった。
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竹芝からは徒歩15分で浜松町、そこからモノレールに乗り、私は単身天王洲アイルで下車して車を回収、かあちゃんはじめ子供たちはそのままモノレールで羽田空港第二ターミナルに向かってもらった。

景色のイマイチな車道よりも、高架を行くモノレールからの格別な眺めを堪能してもらいたいと思ったからである。

土曜日とあって、羽田空港はなかなかの人だかりであった。

昨年あたりと比べると、B777の大型機材が目立ち、機体の数も多くひしめき合っている印象だ。
以前の活気のある空港の景色が戻ってきた感がある。
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羽田では2時間以上時間を確保し、母ちゃんの願いを叶えた形ではあったが、お目当てのものに巡り合うことができなかったらしく、当初の予定を切り上げ、16時半頃にターミナルを後にすることにした。
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ホテルでもらったクーポンは帰路の車内で食べる夕食用の「空弁」で上手く消費することができた。

そこから4時間かけて、かろうじて21時前に木島平に到着。
夢のような3泊4日の旅が終わった。



5月初頭にTDL行き計画を立案、ホテルミラコスタが想像以上に予約困難であることを思い知った。
何度か予約開始のタイミングで空き状況をネットで確認するものの、空いていることはほとんどなかった。

空いているであろう11月下旬に狙いを定めたが、(後で知ったことだが)ミッキーマウスの誕生日が重なったり、ディズニーシーのウインターパレードの開始時期に当たったりで、実は平日とはいえ休日並みの大混雑だったらしい。

とはいえ、念願のディズニーシーとランドの両方を楽しめ、ミラコスタの予約困難とされるポルトパラティーゾサイドの特等室での一夜を過ごし、最終日の夜には東京の摩天楼体験。


費用はかさんだが、金には替えられない貴重な体験が目白押しだった。

ディズニーに行くと人様の親切のありがたさを感じるし、キャストたちのフレンドリーさに心豊かになることを実感する。
ディズニーに遊びに行くことは単なる楽しみのためではなく、人が人を幸せにするということがどういうことなのかを学ぶきっかけにもなる。
ディズニーでの体験は、14年前に体験したトワイライトエクスプレス初乗車の時の体験と重なる部分も多い

庶民には手の出ない高級な場所になってしまったと嘆く人々が多いが、高くてもそれに見合う価値を提供しているからこそ人気が継続し、すたれることがない。

ホテルにしても園内にしても、どこもかしこも汚れたものはないし、傷のついた壁紙は皆無である。

本当にスゴイ場所だとつくづく感じる3日間だった。

ただ、欲を言うならば、歩行距離が半端ないので、次にディズニーに行く機会が得られたらば、是非長距離歩行に耐えられる足腰を作り上げておいたほうがイイかもしれない。

特にディズニーが初めてだった柚花は、本来なら目をキラキラと輝かせてテンション上がりっぱなしとなるはずだったのだが、足の痛みで終始口数が少なかったのが気になったところではある。


とはいえ、夢の国であることには間違いないので、またいつの日にか再訪を果たせればと思う。


みんなありがとう。
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やたら丁寧で高級ぶって(?)はいるものの、棒読み感満点な応対がミラコスタとは対照的な山口県萩市の萩観光ホテル室内にて。
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11月22日 5:30 しるす
TDR 2022 その3
11.18
ミラコスタは朝もイイ。
入場者のいない静寂の園内を眺めるのもまたここに泊まった者しか体験のできない時間である。
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ミラコスタの翌日はランドへ行く。

金曜日で一応平日ではあるが、ミッキーマウスの誕生日とのことで、この週はイベント週間とのこと。
かなりの混雑が予想された。

7時にホテルを出発し、ディズニーホテル宿泊者の特権であるハッピーエントリー(アーリーチェックイン)制度を活用しリゾートラインに乗ってランド駅に向かう。

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朝日に映えるミラコスタ。


8時ジャストに入園、まずは人気のアトラクション「美女と野獣」へと向かう。幸い2ラウンド目に乗車、ほぼ待ち時間なしで楽しむことができた。
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その後、ワールドバザールのベーカリーでパンを買い求め、テラスで朝食とする。
値段は張るが、味は文句ない。
高いけれど、材料にもこだわって作られているのがよくわかるので、相対的な満足感は高い。
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安いけれどパサパサした食感のツルヤのパンとは別物である。

その後は、


ジャングルクルーズ

ウエスタンリバー鉄道

蒸気船マークトゥウェイン

などの比較的待ち時間なく乗れる乗り物系アトラクションを転々。
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11時過ぎにいったんミラコスタへ戻り、荷物を引き上げチェックアウト手続きをとることにする。
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ランド前駅からのディズニーランドホテル外壁が美しい
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予想通りの素晴らしい滞在となったミラコスタ。
雰囲気はスペインサンチアゴデコンポステラのパラドールに似ている。

だが、向こうはホンモノで、ミラコスタは疑似。


どちらがいい悪いはないのだが、ミラコスタに泊まったことで、さらにスペイン巡礼への回帰願望が強まったのは間違いない。

2019年の模様
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11世紀に建てられた当時病院として使用されていた建物がホテルとして使われているものである。

そういえば、ミラコスタの各所にあしらわれているホタテ貝のグラフィックは、スペイン巡礼のものにヒントを得ているのかもしれない。


再びランドに戻ったのは13時前。
ここで自由行動として、女子チームは買いものタイム、私はカフェで珈琲を買い求め、蒸気船を再訪した。

14時に再集合し、比較的空いてそうなアトラクション「フィルハーマジック」を楽しむ。
3D眼鏡を装着し、スクリーンに映し出される夢の世界に引き込まれる。
時々眠気が襲い、広がる異世界によって、程よい夢心地が渦を巻く。


15時に再びワールドバザールに戻り、前もって予約しておいたあカフェレストランで遅めの昼食をとする。
UCCがスポンサーとなっているだけあって珈琲は旨かった。
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陽は傾き、園内はやがて夕方のパレードの時間となる。
柚花はパレードを見たことがないので、少し待って一団の登場を待った。
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その後、イッツアスモールワールド、食べよう食べようと口にしていながらもなかなかありつけなかった、骨付きソーセージやスモークターキーレッグを食し、最後にガジェットのゴーコースターに乗ってランドを後にした。
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陽はとっぷり暮れたが、夜のパレードを待つ人たちで園内はごった返したままだった。
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少し後ろ髪をひかれるような感じではあったが、まるまる二日間をシーとランドで過ごし、疲れもピークを迎えていた。
私たちは次のステージである今宵の宿、東京第一ホテルシーフォートに向かった。


少し古いホテルではあるが、2020年の冬に楽天トラベルカンファレンス時に一度利用したことがあって、その眺望の良さから今回旅行支援が決まったこともあって予約しておいたものである。

クルマを駐車場へ移動している間、家族を先にロビーに向かわせたが、1泊目のグランドプリンス新高輪やミラコスタのようなきらびやかさに欠けたのか、顔色からは明らかに「昨日一昨日よりも劣るね」感が伺えた。

しかも、旅行支援の事務手続きにフロントマンがえらく手間取り待たされたため、旅の疲れも相まって表情がさえない。
そもそも、ワクチン証明書を提示し確認しているにもかかわらず、保険証の確認だとか、身分証明書の確認だとか、確認したから何なのだと言いたくなるような無駄極まりない確認作業を次々要求される。
大体、本人以外が当人のワクチン接種証明書を提示するとは考えられず、相変わらず無駄な「やってます」感だけの事務作業が何と多いことかと呆れるばかりである。

仕事をやらされているフロントマンが実に哀れにみえてくる。
早くこんなクソ制度はなくなってしまえばいいのにと思う。

そんな愚痴ばかりのチェックイン時の無駄時間だったが、部屋に上がってみてその沈滞した空気は一変した。西北西に向いたコーナールームの窓(全幅7m以上!!)からはレインボーブリッジ、汐留のビル群、竹芝の高層マンション群が手に取るように眺められる。 
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奇跡の摩天楼ビューに皆言葉を失うほどであった。
この日で3泊目だが、部屋のクオリティーはダントツのNo.1だ。

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だが残念なことに来年2月をめどにホテルの閉館が決まっている。
バブル期前後に華々しく開業したウォーターフロントを望むなかなかの高級感を醸すホテルだったが、時代の流れにはさからえず、煤けたフロントのカーペットなど、客室内以外の部分のくたびれ感は否めない。

アパホテルやLIVEMAX、東横チェーンなどの国内老舗グループに加えて外資も加わり熾烈を増すホテル業界はまさに戦国時代を迎えているのである。

TDR 2022 その2
2022.11.17

ホテルを出たのは7時過ぎだった。
五反田から首都高速道路に入り、レインボーブリッジ、湾岸線へと進む。
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東京方面は渋滞しているが、千葉方面はスムーズだ。

葛西で一般道に降りて、向かったのはホテルミラコスタである。
この日のために3か月前の10時に2台のパソコンとスマホを駆使して秒単位での予約作戦が功を奏し、ポルトパラティーゾサイドの4人室が確保できた。
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宿泊者特権ともいえるホテルエントランスに車を横付けし、親切極まりないドアマンの歓待を受ける。
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すでにチェックインの受付が始まっており、これまた親切な女性が応対。
名札にはTAKAMATSUの刻印がなされ、指の爪は短く切られてネイルアートなどは一切施されておらず清潔感にあふれている。
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3か月前の10時に家族3人の臨戦態勢を敷き予約をしたとか、ディズニーシーは初めてなのだと伝えると、満面の笑顔で言葉が返ってくる。
「FIRST VISIT」ステッカーを目立つところに張っておくことで、あちこちでキャストから声をかけてくれるとのことなので、各自着衣の表面やカバンに張り付けることにした。
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チケットもカウンターで買い求め、あえて紙のチケットの入手を果たすことができた。
「紙チケットは嬉しい」などとイチイチ感想を発すると、その何倍もの言葉と笑顔が返ってくる。
さきほどチェックインの対応をしてくれたTAKAMASTSUさんである。

決して事務的ではないフレンドリーな応対はやはりゲストの琴線に触れる。
ディズニーを心から楽しむには、心のバリアを取り払い、出来るだけ気持ちを素直に発するのが得策なのである。

チェックインは16時30分以降、フリーで可能となったので、それまでは自由にパーク内を巡ることができるのがうれしい。
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時間は8:15。だが、すでに正面ゲートには人だかりができていて、すぐに入れそうにもない。
入場整理にあたるキャストも笑顔で

「もしミラコスタにお泊りでしたら、そちらのロビーで過ごされるのが良いかもしれません」

との由。

9時15分からメインダイニングの朝食ブッフェを予約してあるので、まずは腹ごしらえを。
時間には少し早いが、席に案内してくれた。
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決して超豪華というワケではないが、どれも暖かく、美味しく調製された品々に満足度は高かった。
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盛り付け=ゆずか
なかなか綺麗にかっこよくまとまっていて感心する。
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朝食を終え、10時を過ぎホテルエントランスからの専用ゲートで入場する。
すでに多くの入園者でにぎわっており、平日とは思えない混雑ぶりである。

以前はファストパスと呼ばれる優先入場チケットが早い者勝ちで配布されたが、今はそれに該当するチケットがプラス2000円で販売される。

カアちゃんはお目当ての「ソアリン」なるアトラクションのパスを4人分8000円をおごってくれるというのでお言葉に甘えることにした。
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パス購入待ちのゆずか
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はじめてのディズニーシー。まず各自の必要アイテムをゲットすることにした。
春花はカチューシャ、ゆずかはぬいぐるみ。
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その後合流し、

1.トランジットスチーマーライン
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2.タートルトーク

2.エレクトリックレイルウェイ

の順で楽しむ。
どれも15~30分ほどの待ち時間で入場が出来た。
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イタリア風、オールドアメリカシカゴ風など、居ながらにして古き良き外国の雰囲気を感じることができる。

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13時過ぎからはSSコロンビアのメインダイニングでランチを予約してあった。
タイタニック風の蒸気船を模したダイニングルームで、コース料理のみである。
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事前の調査では5000円程でランチが楽しめるとの認識だったが、昨今の物価上昇により、メニューが改変された模様で、お子様メニュー以外は9800円からという値段設定に変わっていたのに驚かされる。


同じ内容で「値上げ」を宣告するよりも、内容を大幅に変えて価格設定そのものを完全に変えてしまう(大幅値上げ)するのもまたひとつの経営手法ではある。
この方法はクルマがモデルチェンジを繰り返すごとに値段が上がるのと同じである。

ちなみにアメ車のジープラングラーは4-5年前は550万円くらいだったが、今年は850万円もするのである。

柚花は自動的に1800円のお子様メニューをチョイスしたが、春花は私たちに気を遣ってか、柚花と同じお子様セットを注文。
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私たち夫婦は躊躇なく

10500円の160gローストビーフ
12000円の黒毛和牛ステーキ

を注文した。
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最初は予想外の高額設定に一瞬ひるんだが、いざ食べてみると満足感は決して悪くはなかった。
やはり付加価値をしっかり訴求して正当な利潤を得る。
商売の王道を垣間見た気がした。
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ランチの後は、イタリアの古き良き路地を彷彿とさせるエリアを歩き、アトラクション「ソアリン」に向かう。
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一人2000円もの高額なパスを奮発してくれた母ちゃんだったが、これは本当に予想外の迫力とスケール感で、乗車中の興奮はこれを執筆している11月21日現在(体験後3日)が経過しているが、実に鮮明によみがえってくる。

興奮冷めやらぬまま、日没間近のベネチアンゴンドラに乗船した。
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この船は文字通りイタリアのベネチアをイメージしているが、日没直前の時間帯がイイと話していた春花の言う通りのベストタイミングであった。 アトラクション体験中に撮影した写真枚数は数えてみたところ、このベネチアンゴンドラが他を圧倒していた。
それくらいにシーの象徴的光景だったと思う。

黄昏時の園内はどこも絵になる。
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そして16時40分過ぎ、夢にまで見たホテルミラコスタへの部屋に入る。
最上階の園内を見下ろす極上の部屋である。
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海辺の景観は左に偏ってはいるが、雰囲気は十分だ。


その後、17:45からコンサートホールでのミッキーマウスのBIG BANDショーを堪能し、各自自由行動、私は単身ホテルへと戻った。
夜のカーニバルが窓から眺められ、プロジェクションマッピングがホテルの壁に投影されるさまは迫力だった。
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あっという間のディズニーシーの一日が過ぎていった。


TDR 2022 その1
2022.11.16

ついにこの日がやって来た。
計画から半年、あの夢の国へ7年ぶりに出かけることになった。

春花の期末テストが終わる日に合わせ、水曜日午後から出発、金曜日まで休んで3泊4日の長丁場でもある。
ひと昔前まで学校を休むなど、極悪非道の行為のようにも感じていたが、すでに時代は変わった。

貴重な学びや体験は、学校という閉鎖空間以外でこそ、価値を生むことが多いものである。


まず、13時10分に柚花を木島平小学校へ、そしてその後春花を飯山高校まで迎えに行く。

小野沢商店で燃料を注文し、セブンでお菓子を買い求め、東京を目指し、豊田飯山から高速道路に入った。
幸い天気は崩れることなく、薄雲が広がる程度だった。

横川SAで休憩し、スタバで皆おのおの好きなものを買う。
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その後関越道で少し渋滞し、外環道、美女木JCTで渋滞は解消し、首都高速道路5号池袋線に入るとすいすい進む。板橋区で東京に入ると、正面にサンシャイン、都心に入ると高層ビル群の摩天楼の中へと突入する。

一橋ICで降りて、夕食はパレスサイドビルのタカサゴへ向かった。
ナビックス時代によく残業メシで世話になった。
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母ちゃんはポークソティージャポネーゼ
ゆずかはタカサゴピラフ
春花はカツスパゲティ
私はヒラメのフライ

ナビックスを去って24年になるが、当時のテナントはわずか3軒のみである。
今も昔も変わらない時間が止まったような店の意匠、味、メニューに感動した。
歳をとるにつれて昔に回帰し懐かしむ行動が増えてきたのは間違いなさそうである。

子供たちは、「洋食屋」 のイメージからはかなり違っていたようだが。。。。

その後内堀通りを南下、東京タワーの横を通過し、今宵の宿グランドプリンス新高輪に到着した。
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今回全国旅行支援で割引が使えるが、チェックインカウンターはさほどの混雑は見られない。
だが、クーポン配布カウンターを別に設けるなど、事務作業の煩雑さは想像以上である。

しかも使えるのは統一都道府県内の翌日まで。
ホテル内で軽くお茶をしようにもすでに閉店、唯一使える店はホテル内のセブンイレブンのみである。

4人合わせて12000円分あるが、まさかコンビニで全額使うわけにもいかず、品川駅方面に向かって歩く。
駅前の商業ビル内のカフェ、「ワイヤードカフェ」に入り、適当なソフトドリンクで2800円分を使った。
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ホテルに戻り、セブンイレブンで残りの9200円を使い果たすべくカゴに商品を入れまくる。
帰りの眠気に備えて「メガシャキ」12月5日からの新潟大入院に備えて文庫本、旨そうなレトルトカレーなど、あらゆるものをカゴに放り込んでいったら、果たして10000円を超えてしまった。

しかし、欲してもいない商品をクーポンの期限切れ間近という理由で無理消費することは決して合理的ではない。
使いきれなかったクーポンを上手く寄付したりするシステムがあればいいのになとも思う。


部屋はシングルベッドが3台にエキストラベッドが1台。
配置の関係で、私が子供用と思しき少し小さなサイズのベッドに収まった。
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古い設計のホテルで、無駄に広いバスルームに、トイレと洗面台が同居する、家族同士の利用とはいえトイレの使いにくさ(使うのがイヤになる)と云ったら言葉がない。

ヤハリトイレは狭く、独立した空間でなければ落ち着かない。
トイレは用を足すためだけのスペースではなく、あくまでリラックスできる空間であるべきなのである。

女子たちに気を遣って、朝の用便は「とうちゃん、館内探検に行ってくる」などと嘘をついて、わざわざ一階のロビーまで出かけて行った位である。
ウンコ臭を嗅ぎながら朝の身だしなみを整える女性の気持ちを経営者はもっと真剣に考えたほうがイイ。


いつも思い布団で寝ているせいか、終始眠りは浅いままだった。
眠れなかったのは父だけかと思ったが、実はゆずかも含め全員熟睡ができなかったらしい。


外見はきらびやかだが、この部屋に限っては今一つだったというのが正直なところである。